――Ex――
The Song for “On The Muzzle”
Re-MIX......
They are back.
Let's start telling, story of "Tou-Kyou".
「凍京」: 凍れる街にしてかつての日本の首都。 2115年現在、日本国内における唯一の機械化都市に指定されている。 国家権力が唯一、自由に動けない都市。街の秩序は、二つの企業により統治されている。 「ソリッドボウル」: 凍京の混乱期を吸収合併などによって生き抜いた複合企業。大元は重工業社。 近年はサイバーウェア関連の分野について高い業績を誇る。 「メルトマテリアル」: 市場を牛耳ろうとしたソリッドボウルに対抗するために数社が纏まって生まれた企業。 凍京内のシェアはこの二社でほぼ独占されている。 「Ex」: メルトマテリアル社、S級機密要綱。 新型開発プロジェクト。人にして人でなく、化け物にして化け物にあらず。 |
:更新履歴: |
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超不定期連載中。出来れば二週間に一度は。 |
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4/29 |
第一部 完結 |
4/19 |
「誰も知らない、小さな部屋で」 掲載 |
3/29 |
「Now, here.」 掲載 |
3/22 |
「Fang」 掲載 |
3/3 |
「フリップ・フロップ」 掲載 |
2/16 |
「暗い夢、転拍子の現実」 掲載 |
2/8 |
「手を伸ばす先」 掲載 |
1/12 |
「静かな朝、緋色の髪」 掲載 |
12/8 |
「それぞれの道」 掲載 |
12/1 |
「Door」 掲載 |
11/9 |
「邂逅」 掲載 |
10/26 |
「閃滅視界」 掲載 |
10/19 |
「届かない腕」 掲載 |
10/15 |
「ナガレボシ」 掲載 |
9/28 |
「サイクロプス」 掲載 |
9/15 |
「悪魔と人間」 掲載 |
9/7 |
「殺人凶=v 掲載 |
8/31 |
「奇襲」 掲載 |
8/10 |
第三章開始。 「Escape from Tokyo」 掲載 |
8/3 |
「Plus」 掲載 |
7/28 |
「忘れてきたもの」後編 掲載 |
7/21 |
「忘れてきたもの」前編 掲載 |
7/6 |
「ガン・ドッグ」後編 掲載 |
6/22 |
「ガン・ドッグ」前編 掲載 |
6/8 |
「Immortal」掲載 |
6/1 |
「接敵」掲載 |
5/27 |
「侵攻」掲載 |
2008/4/15 |
「MELT-Material」掲載 |
第三章 「転機、そして決意」 |
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さあ、逃亡劇の幕開けだ。 |
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雨が降り続いている。 俺にはそれを止められない。 止まない雨は、空が嘆いているようだった。 ――何を嘆いているんだろう。 これから起こることをだろうか。 |
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使者が来る。 彼らは人にして人ではなく、化物にして化物にあらず。 夢など見させない。ただ現実を見せ付ける。 |
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悪魔と呼ばれたことがある。 それも、ごく最近にだ。 僕は悪魔と呼ばれていたはずだった。 あるいは殺人狂と。 そのはずだった。 |
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そして少年は鉄を纏う。 手の届く世界を、自分がいる世界を護るために。 |
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僕らは 星に似ている 空を滑り落ち 瞬く間に消えてしまう星に |
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貴方がくれたものを、返したかったのに。 わたしの銀の腕は、そんなことさえできないの? |
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Ex-Type02/Crimson. 『Blazer』 /BreakLeveLU... |
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俺たちは出会った。 |
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その先は、空の上か? それとも、地の底か? |
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終わりのない、迷路みたいなものだ。 掴まればいいと垂らされたロープにも、保証はない。 |
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誰もが眠っていそうなその時間。 出会った女は、最初と同じ目をして言った。 |
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この世の全ての事柄には何にだって理由がある。 そう思い込みたくなるだろ? 俺だってそうさ。 だから、見つからないそれに膝を抱えるんだ。 |
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どちらに伸ばすのだって、きっと自由だ。 それなら俺は―― |
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嵐の中にいる。 どこでも、いつも、そうだ。 |
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零か一しか取れないと言われて、ずっと迷っていた。 今なら少しだけ、自分の心のままに動けそうだと思った。 だから、おまえらに言いたいことを言っておく。 滅多に言わないんだぜ。 こんなことはよ。 |
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俺たちにはまだ突き立てるべき牙がある。 銃が砕け、刃が折れ、愛しいものを失っても。 俺たちの牙は折れちゃいない。まだどこまでだって食い下がれる。 なあ、そうだろ? |
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……ここにいる。 ああ。 そうだよな。 ここに、いるんだ。 |
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暗い部屋。 薬品の匂いと、彼の匂い。 セレイア=アイオーンは知っている。 この匂いの中で自分は生まれ、この匂いに包まれていき、そして最後は、この匂いに包まれて死ぬのだと。 彼女は語る。 三人の、とある少年たちのことを。 |
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さあ、始めよう。 凍京の夜を。 |
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