「呪われた部屋」と呼ばれ、永久欠番とされていた十三番分室を再編し、『ネームレス』としてジーク＝スクラッドとともに復活させた、事実上の十三番分室運営者。
彼本人は滅多に前線へと出ることはなく、サポートに徹している。
その実力はジークでさえ完全に把握しているとは言いがたい。
外見年齢二十五歳ほど。実年齢不詳。身長一八六センチメートル、体重五十六キログラム。背は高いが筋肉質な感はなく、喩えるならば電信柱。
　針金だ骨と皮だとジークがよく揶揄するのを気にしている様子。

普段は空間法術を駆使し、後方からメンバーの円滑な作戦行動を補助する。

・「泡沫の夢」
フラジャイル。
『こわれもの』の意。
彼自身の血液がこの魔具であり、出血と同時に昇華してしまうために取り出すことも出来ない。
触れることかなわぬ、うたかたのゆめ。

・「空間法術」
リープ・フレクス。
『ゆがみ』――ディストースを利用したによる実体ワープ、思念体ワープを可能とする支援術。また、昏闇が発生したことを感知するレーダーもこのカテゴリに属する。
Nightsが昏闇に対して即応性を持つ理由。
分室のオーナーになるためには必須の技術であり、オーナーを志すものには習得が義務付けられている。
ただし、万人が体得できる技術ではない。　　 　

能力レベル：？？？