ナイツに入団して日が浅い、第十三番分室のルーキー。
年齢一六歳。高校二年生。本編の主人公。
空手を趣味程度に嗜むごく普通の高校生だった。
身長一七二センチメートル、体重六十二キログラム。
中肉中背だが、引き締まっている。
ショートウルフの髪を茶に染めている。
特にカッコいいカッコ悪いというわけでもない、普通の少年。
何事にもクールに対応する、という姿勢に密かに憧れているが、土台出来るわけがないと言う事に近頃気付いて時々憂鬱。

　魔具の力によって下肢を炎で包み込み、 熱と衝撃を伴う蹴撃で敵を粉砕する「灼熱燃靴」を武器とする。

・「灼けた鎖」
バーンドチェイン。
元々は氷の魔剣を封印するために魔女が自らの髪を編みこんで作った細い剣帯であった。 その切れ端が時を越えて康哉に渡り、中心から二つに分割されて靴紐として使われ、現在に至る。
炎の属性を帯び、使用者に精神力を熱に変換する能力を与える。

・「灼熱燃靴」
フレアウォーカー。

爆裂歩法[Impact boost] 禍炎装甲[Nova corona]
吹炎制御[Bail thruster] 暴爆紅蓮[Prominence rage]

以上の四要素を根幹とする、康哉の心の在り方。
インパクトブーストによる平地での高速移動と高い跳躍力、ベイルスラスターによる姿勢制御と打撃力加算、ノーヴァコロナによる下肢の強度と攻撃力の上昇、プロミネンスレイジによる高威力の打撃が主な能力となる。
また、炎は高い熱量を持つが、彼が傷つけると意識したものしか燃やさない。故に、自分は熱くない。